(※この記事は2021.3.14に書きました。)
皆さんこんにちは!岡山DJスクールのDJ DAIです。
今日はデジタルでDJする際のPCの選び方と注意点についてまとめます。
あくまで一個人の意見なので、参考にしていただけたらいいなーという気持ちで書いています。僕が20年DJをやってきて、たくさん失敗したことから学んだ教訓をお伝えできたらいいなと思います。
まず、PCには大きく分けてMacとWindowsの2種類があると思います。どちらでもPCでDJをすることが可能ですが、僕は断然Macをおすすめします。理由は以下の3つです。
Macをおすすめする理由その①:フリーズしにくい
PCでDJをする際にはRANEやTraktor、recordboxのHPからDJソフトをダウンロードしますが、Macの方がこれらのDJソフトを互換性がよく、フリーズしにくい傾向があります。
僕の友人で、WindowsでDJをしている人が少しいますが、その友人のPCはよくフリーズしているイメージがあります。
本番でいざ自分の番になって、「よーし頑張って回すぞー」と意気込んでも、PCがフリーズしてしまったら元も子もありません。たとえPCトラブルであっても、回せなかった責任はすべて自分に降りかってきます。
やはりMacはクリエイター向けのPCなのかなと思います。
Macをおすすめする理由その②:設定が簡単
PCにDJソフトをダウンロードした後、いろいろと設定を行う必要がありますが、その設定もMacの方が簡単に行えます。
やはり各メーカーのDJソフトはMacユーザーであることを前提として作られているのかなと思います。Windowsだと少し設定が複雑になるそうです。
また、ほとんどのDJがMacユーザーなので設定が分からない時もほかのDJに聞きやすいし、ほかのブログで紹介されている設定方法もほぼMacのものです。
↓Yes!!DJだいちゃんねるで、Macユーザーの方がRANEのDJソフトをダウンロードした際の初期設定の方法を載せています。
Macをおすすめする理由その③:現場でのトラブル対応がしやすい
DJプレイ中のトラブルはつきものです。「DJソフトのトラブルで音がでない!」なんてことがDJをやっていたら誰しも経験があることだと思います。
できれば自分で対処できたらいいのですが、自分のプレイ中だとやっぱり焦って冷静に対処できないこともあります。
そんなときは、一緒に出演しているDJの方に助けてもらうことがよくあるのですが、ほとんどのDJがMacユーザーなので、トラブルを解決できる確率が高くなるかと思います。
先ほどもいいましたが、DJプレイ中のトラブルは自分の責任になります。なのでDJをする前には必ず音出しの確認をしましょう。
MacでDJをする際の注意点:OSのバージョンに気を付けましょう!
MacでDJをする際にいくつかの注意点があります。まず僕が一番気を付けてほしいのはMacのOSのバージョンです。
Macは発売された時期によってOSのバージョンが違いますよね。2020.3現在だと最新のバージョンはBig Sur(ビッグサー)です。
PCでDJするなら最新のものの方が性能がよくていいと思いますよね?だけど実はそうじゃないんです、、、、、
PCのバージョンが新しすぎると、なんとDJソフトがまだ対応していない場合があります。対応できていないと、DJソフトをダウンロードすることすらできないんですね、、、、
僕は以前このことを知らずにPCをアップデートしてしまい、DJソフトが立ち上がらず、もう一度バージョンを下げる、なんてことをしました。無駄な時間と労力がかかってしまい、すごくへこみました、、、、(笑)
(※ただ最近出たPioneerのS-11というミキサーだとBig Surでも対応可とのことです。だけどミキサーってそんなに頻繁に買い替えることってないですよね。最新のS-11というミキサーは25万くらいします(泣))
対応しているバージョンは各メーカーのHPで確認することが可能です。なので、DJ用のPCを買う前に必ず対応OSのバージョンをチェックしましょう。
そして、古すぎる型のPCでもDJソフトが対応しておらず、DJができない、ということになってしまします。
では結局のところ、どのバージョンのPCを買えばいいのか、ということなのですが、だいたい2・3年落ちの型だと確実にDJができるかなと思います。
繰り返しになりますが、DJ用のPCを買う前に必ず対応OSのバージョンをチェックしましょう。大事なので2回書きました。(笑)
では、間違って新しいOSのMacを購入してしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
①DJソフトが新バージョンに対応されるまで待つ。
②OSのバージョンを下げる
以上2つの方法がとれるかな、と思います。
ただ、やはり無駄な時間がかかったり、手間がかかってしまうので、PCを買う前には、必ずDJソフトの対応OSのバージョンを確認しましょう!
おすすめのMacの大きさと種類について
最後に、おすすめのMacと種類についてです。
大きさに関しては13inchがおすすめです。
現場でDJする人は、会場までMacをもっていかないといけません。なので、持ち運びやすさは大切になってくるかな、と思います。13inchの方が軽くて持ち運びやすいのでおすすめです。
僕は以前15inchのMacを使用していましたが、すごく重たくてほんとに持ち運びが大変でした。(汗)皆さん、13inchを選びましょう。
また、持ち運びの最中に落としたり、DJ中にお酒がこぼれたりするなど、いろんなトラブルが考えられます。PCでDJする場合、PC本体や、PCの中の曲のデータは命なので、できればカバーをしておく方がより安全かと思います。
↓おすすめのカバーです。
また、Macの種類ですが、DJ用にするのであればMacbookProとMacbookAirではどちらでも大丈夫です。曲数が多くなるとデータが増えるので、容量はできれば大きい方がいいかなと思います。
先ほども言いましたが、PCの中の曲のデータは命なので、必ずバックアップをとっておきましょう。現場にもっていっているときに何らかのアクシデントで壊れたり、盗難される場合もあります。できれば定期的に外付けのハードディスクにバックアップをとることをおすすめします。
まとめ
今回はデジタルでDJをする際のPCの選び方と注意点についてまとめさせていただきました。
・PCはMacが理想
・Macを買うときには、RANEなどDJソフトの対応OSを確認してから買う
・13inchがおすすめ。Pro、Airはどちらでもよい。
・PC内の曲のデータは命。PC本体にカバーをしたり、定期的にバックアップをとりましょう。
この記事が、PC選びに悩まれている皆さんのお役に立てたらうれしいです。もし個人的な質問がありましたら、ブログ・Youtube・インスタグラム等にコメント下さいませ!