世界が認めたターンテーブリスト!DJ TAIJIにインタビュー~最終話~


(※この記事は2021.1.30に書きました)


皆さんこんにちは!岡山DJスクールのDJ DAIです。


本日は昨年、Yes!!DJだいちゃんねるで突撃させていただいたDJ TAIJI君のインタビューの最終話をブログでご紹介させていただきます。MIXづくりのこと、クラブでのDJプレイのこと、参考にしているDJや自身のDJスタイルの築き方について貴重なお話をして下さいました!






DJ TAIJI君インタビューその①、その②についてはこちらの過去記事をどうぞ!

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ターンテーブリストとして世界からそのスキルが認められているTAIJI君ですが、ターンテーブリズムのスキルだけではなく、たくさんMIXも出されておりとても幅広く活動されているなと感じます。MIXをたくさん作られてきた経験からお聞きしたいのですが、長年聞いてもらえるいいMIXをつくるコツはありますか?


いいか悪いかは聞いた人個人の好みによる所が大きいと思います。

僕の選曲って決して一つのジャンルとか一つの年代だけに留まることがなくて、結構幅広い曲を組み合わせていくので、選曲的にはちょっと飛んでる感じだと思います。ハードなHIOHOPだけ聞いてたい、とかいう人は僕のMIXは嫌いだと思いますね(笑)

でも、ひとつのMIXの中で、ほんとにいろんなジャンル・年代の曲をかけながらも、最初と最後がつながるように、ループして聞いてもらえるように心がけてます。特にここ最近作ってるものはそれは強く意識してます。

BPM的にも最初と最後の曲が近かったりだとか、曲が持ってる温度みたいなものも、できるだけ近づけるように意識してますね。

あとはやっぱりイントロは一番大変です。めっちゃしんどいです。ルーティーンづくりに近いくらい大変です。(笑)
ひらめきとかを待ってた時も昔はあったけど、今は自分なりのフォーマットみたいなものがあるから、それにのっけて作ることが多いですかね。


DJ DAI:確かにTAIJI君のMIX聞いたら、「これTAIJI君のだ!」ってすぐわかります!



今ってイントロから作りこむ人って少ないですよね。昔ってイントロから作りこむ人がすごく多かったじゃないですか。今後もがんばってイントロから作りこんでいきたいですね。

日本語ラップのMIXがすごく好評で話題になって、「面白いMIX作ってるDJがいる!」ってことでライムスターの宇多丸さんのラジオに出演させていただいたこともありました。



↓TAIJI君の素晴らしいMIXがMixcloud上にたくさんアップされてます!上記の話題になったスチャダラパーのMIXと、僕が個人的にすごく好きな日本語ラップのSummer Mixをご紹介します!





↓TAIJI君のMixcloudのアカウントです!フォローして勉強しましょう!







クラブでDJプレイをするときはやっぱりフロアの雰囲気を見てDJプレイされますか?


僕のスタイル的に、決めごとがないとよさが生かされないことが多いから、パフォーマンス的なことをするブロックをプレイの中に何個か用意してDJプレイしてます。ただフロアの雰囲気によってそのブロックが入れ替わったりしてることはよくあるかな。


プレイの後半はお客さん見て曲をかけることもあります。ただ僕は決めごとをきっちりやらないと気持ち悪いですね。


DJ Cobra:みんなセットリスト決めてDJしてるんですかね?


いや、みんなほとんどその場で決めていってると思いますよ。EDM以降のDJたちは、先輩から「決めたらあかんで」って言われてますもんね。彼らの中では、セットリスト作ってるって言ったらその時点でナメられる、みたいな風潮がありますよね。

だから生徒の子にそういう相談受けたりすることもあります。「先輩にセットリスト作ったらだめって言われたんですけどどうしたらいいですか」って。

僕はもうそれ無視していいよって言ってますね。なんで決めたら”アカン”って言いきれるのかなって思っちゃうんですよね。決めごとがあるのも面白いじゃないですか。

だから逆にそれはそう言い切っちゃってる人の自己肯定でもあると思うんですよね。決めてできることがないから(笑)選曲だけで勝負したい、っていう感じで、「決め事=パフォーマンス的」な部分はほぼ何も考えてない、みたいな。

だけどそれはそれぞれのDJのスタイルで違ってくると思うんですよね。
DJするときに、完全にBGMとしてその場の雰囲気を見て曲をかけるっていうならそれはそれでぜんぜんいいと思うし。
ほんとにその場にフィットする曲をかけるだとか、みんなが知ってる曲をかけるのもDJの一つの仕事だとも思いますし。

ただ僕はそのスタイルじゃないし、それは好きじゃないですね。ジュークボックスと化したくないっていうのもあるし、たぶんそういう人達ってリクエストされてかけたりしてるんだと思います。だけどプロとしてやってるDJからしたら、リクエストされるのってちょっと侮辱を感じることだと思うんですよね。最低でもお金払ってかけてもらう感じですね、海外でも。

do over(=世界的なDJイベントです。名だたる有名DJがプレイしてます。)でDJ Crazeがプレイしてて、何もわかってないおばちゃんがリクエストめっちゃしてて、だけどCrazeは完全無視、みたいな場面がありましたね。で、そのおばちゃん後でほかのお客さんにめっちゃ怒られる、みたいな。CrazeほどのレベルのDJにとっては、リクエストは侮辱的な行為になっちゃうんですよね。

だから最低でもパーティ―パーティ―してるところでも、お金払ってリクエストするとかは海外ではあるかなって感じですね。例えばホテルのDJとか、プールサイドのDJとか。チップ渡してかけてもらうとかはありますね。



↓do overでのDJ CrazeでのDJプレイです。一流DJのDJプレイはやはり参考になります!




TAIJI君が参考にしてるDJはいますか?
Beat junkiesのDJ Melo-Dですね。彼の機械みたいな美しさは参考にしてます。 Melo-Dは硬派なタイプのDJで、ただただ寡黙に、職人の様にDJをやっていくんですが、僕も同じようなタイプの人間だからすごく参考にしてますね。

反対に、同じBeat junkiesでもJ-ROCCはバイブス重視というか、曲かけながら自分が一緒に歌ったりして感情的にDJをやっていくので、たとえムリなMIXでも彼がやるとアリになっちゃったりとか、エンターテイナー的な要素の強いDJをやりますよね。

ほんとにいいのはJ-ROCCタイプだと思うんですけど、僕はそいういうタイプではないのであくまで寡黙にやっていきます。(笑)


ただ基本的に、僕は人のを見すぎないっていうのは昔から意識してて、それがポリシーなので、厳密に言うと影響を受けてるDJっていうのはあんまりいないです。あまり人を見すぎるとその人によってしまって真似になってしまう可能性もあるから。だから上辺だけサラっとみて影響を受けるっていうのが僕のやり方というか、僕のスタイルの築き方っていうのはそういうやり方ですね。


DJ DAI:確かにあんまりかぶってる人っていないですもんね。


今の子ってコピーとかしたりするじゃないですか。あんなの僕絶対やったことないですね。人のをまんま練習したりコピーするとかは絶対にないです。

ただ、「ここでこういう音の使い方するんだ」とか、「ここでこのフェーダーさわるんだ」とか、ポイントだけ押さえて、なんとなく頭に入れといて、どっかで使おうとか、そういう見方をしますね。そうすることによって自ずとオリジナリティーが形作られると思うんですよね。

まったくゼロからのオリジナルってやっぱりないじゃないですか。どの芸術でもそうですよね。だからDJも、ターンテーブリズムも同じだと思います。






まとめ


最終話ではMIXづくりで大切にしていること、クラブでのDJプレイ、特に選曲についての考え方、参考にしているDJや自分なりのスタイルの築き方など、本当に貴重なお話をして下さいました!一流DJを目指す方だけでなく、初心者の方にもとても参考になるお話だと思います。TAIJI君の今後の活躍を楽しみにしています!また第2弾もできたらいいなと思っています。




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