DJを始めるために必要な機材について説明します!

(※この記事は2020.8.30に書きました。)


皆さんこんにちは!岡山DJスクールのDJ DAIです。


今日はこれからDJを始めたいと思われている初心者の方のお役に立てるよう、DJを始めるために必要な機材についてまとめていこうと思います。


DJを始めるために必要な機材ってたくさんあるし、メーカーや種類もいっぱいあって、いったい何が必要なのか、どの種類を選んだらいいのか、初心者の方にはすごくわかりにくいと思います。


今日は、DJ機材のタイプ別にどういったものをそろえたらDJプレイができるのか紹介していきます。(リンクに貼っているものはすべて僕の個人的なおすすめです。)


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DJ機材の4つのタイプ



DJ機材には大きく分けて3つの種類があって、

①アナログレコードでDJをする。
②DJコントローラーを使う。
③CDでDJを行う。


①②③3つで必要な機材が変わってきます。
(※パソコンに関しては、①②③すべての方法で使用可能です。②はパソコンがなければDJプレイができません。)



それでは種類ごとに説明していきます。


①アナログレコードでDJをする。


①は、アメリカでHIPHOPのDJが生まれた時からの一番ベーシックなやり方です。


スクラッチをがっつりやりたい方や、スクラッチやDJの技術を磨く「ターンテーブリスト」になりたい方は①の機材をそろえましょう。


①のやり方ができれば、②も③も使いこなせるので、DJに必要な技術が身に付きます。

DJの基本となる方法なので、岡山DJスクールでは、基本的に①のやり方でレッスンをしています。


【アナログプレイに必要なもの】
 ◎ターンテーブル2台

 ◎ミキサー
 ◎ヘッドホン
 ◎スピーカー
 ◎レコード針、交換針、ブラシ、針のクリーナー、アルコール
 ◎レコード、スリップ(=レコード)マット
 ※1時間のDJプレイをするためにはレコードが最低でも約60枚必要です。
 ※パソコンを使い、デジタルの音源でDJプレイをすることも可能です。
  詳しくは以下※パソコンでDJをする
の項目をご覧ください。 




僕が個人的におすすめのメーカーは、

◎ターンテーブル→テクニクスorパイオニア
◎ミキサー→パイオニア(クラブで主に使われています)
◎ヘッドホン→テクニクスorパイオニア
◎スピーカー→パイオニアorヤマハ
◎レコード針→オルトフォン
◎レコードマット→Dr.SUZUKI

 

などです。王道のメーカーさんばかりですが、やはり品質はとてもよいです。


安い機材はレコードで曲を聴くだけなら問題ないのですが、スクラッチしようと思うと、針飛びしやすいのであまりよくないと思います。


現場でも上記のメーカーさんの機材が使われていることがほとんどなので、現場でデビューする際にもいいんじゃないかなと思います。




amazonにある機材のリンクを貼っておきます。(すべて僕の個人的なおすすめです。)


レコードの探し方についてはこちらの記事をご参照ください。↓

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②DJコントローラーを使う


②はターンテーブルとミキサーが一緒になった形です。

なのでそのぶん①より安くそろえることができます。持ち運びにも便利です。


ただ、デジタルの音源しか扱うことができません。手軽にDJを楽しみたい人におすすめです。

↑九州のイベントでDJしたときにはDJコントローラーを持っていきました。


【コントローラーでのプレイに必要なもの】
◎DJコントローラー(※DJソフトが内臓されています)
◎ヘッドホン
◎スピーカー
◎パソコン、デジタルの曲


DJコントローラーでおすすめのメーカーさんはパイオニアやNumark、DENONです。


安くて1~3万円くらいのものから、高いものは10~20万くらいします。


安いタイプのものは、高いものに比べてサイズが小さくおもちゃの様に感じられます。


手軽に練習用として始めたい方は安いものでいいかなと思いますが、本格的にやりたい方は10万~のものがいいと思います。

DJコントローラーは場所をあまりとらないので、①のターンテーブル置くほどのスペースがお家にない方でも部屋に置くことができるのでいいなと思います。



amazonで買えるDJコントローラー(1つ目はお手軽なクラスのセット、2つめはハイクラス、3つめはハイクラスのシルバーバージョンです。)↓




③CDJを使う



CDを使ってDJをするやり方です。


東京や都会のクラブではCDJが主流になってきています。


針がないのでそもそも針飛びがないし、レコードでのDJに比べて機材トラブルが少ないため、現場での採用が増えてきています。


CDに焼いた曲や、パソコン・USBに入っている曲をDJコントローラーに取り込んでDJプレイをします。


CDJのターンテーブルはかなり高価で、1台で20万~30万くらいします。


2台必要なので倍のお値段がかかりますね。アナログレコードのターンテーブルよりも高価です(汗)


CDJのターンテーブルでも、CDの挿入口がなくCDが入らないタイプのターンテーブル(パソコンやUSBの曲だけでプレイする)がパイオニアさんから出ており、それはお値段が半分くらいで手に入るようです。


現場でCDを使ってDJプレイをする人は圧倒的に少ない(CDにはあまり曲数が入らないため)ので、そのようなモデルも出されているのかなと思います。


ただ現場では、パソコンやUSBの曲データがうまく再生されないなどのトラブルが起こることもあるので、トラブルに対応するためには20万~の高価なタイプが必要です。


【CDJでのプレイに必要なもの】
◎CDJのターンテーブル2台
◎ミキサー

◎ヘッドホン
◎スピーカー
◎CD、パソコン、デジタルの曲、USB


amazonにあるCDJのターンテーブル(1つめは家用や練習用によさそうなお手軽なクラス。2つめはハイクラスのもの)↓




※パソコンを使ってDJをする。



パソコンは①②③すべての方法で使用可能です。


パソコンを使ってデータの曲でDJをすることは、現在の主流となっています。(②はそもそもパソコンがなければDJプレイができません。)


②③ではパソコンと機材をケーブルでつなぐだけでDJプレイをすることができますが、①レコード用のターンテーブルにパソコンをつないでデジタルの曲でDJプレイをする際には、別でいくつかの機材が必要になってきます。


(③もインターフェイスが必要な場合がありますが、ミキサーに内臓されている場合は不要です。)

【レコード用のターンテーブルでデジタルの曲を流すために必要なもの】

 ◎ターンテーブル2台

 ◎ミキサー
 ◎ヘッドホン
 ◎スピーカー
 ◎レコード針、交換針、ブラシ、針のクリーナー、アルコール
 ◎レコード、スリップ(=レコード)マット
 ◎パソコン(macのノートPCがいいです)
 ◎DJソフト(seratoが主流です。ほかにもtraktor・recordboxの3つがあります。それぞれのサイトでダウンロードできます。)
 ◎デジタル用のレコード
 (バイナルといいます。溝だけがある空のレコードです。パソコンの中のデジタルの音声信号がこの空のレコードに伝わっていろいろな曲を流すことができます。上記でパソコンに入れたDJソフトと同じものを使う必要があります。seratoならseratoのバイナルを買う、みたいな感じです。)

 ◎インターフェイス(ミキサーに内臓されている場合は不要)
 ◎デジタルの曲


インターフェイスについてのくわしい説明は、以下の記事をお読みください。す。

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まとめ

今日はDJの3つのタイプ別にどのような機材が必要なのか紹介しました。

DJの機材も日々進化しており、どんどん新しいものが出てくるので、僕も追いつくのが大変です(泣)


機材の購入を検討されている方が、この記事を読んで、少しでも必要なものがわかっていただけたらいいなと思います。

DJ上達の秘訣は、とにかく機材に触れる機会を増やすことかなと思うので、家にあるのが一番いいのかなと思います。


何かわからないことがあればブログのお問い合わせか、YOUTUBE、Twitter等のコメント欄でいつでもお気軽に聞いてくださいね!



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