DJ機材の「インターフェイス」って何?


(※この記事は2020年9月6日に書きました)

皆さんこんには!岡山DJスクールのDJ DAIです。

皆さんは、パソコンでDJをする際に必要な、「インターフェイス」って何か分かりますでしょうか?


インターフェイスは、現在主流になっている、「パソコンでDJをする」時に必ず必要になるものです。


直接音が出たりする機械ではないのですが、パソコンを使うDJにとってとても大切なものなので、


今日はインターフェイスについての基礎知識をお話していこうと思います。


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インターフェイスとは


インターフェイスとは、

◎パソコン
◎ミキサー
◎ターンテーブル


をつなげる役割をする装置です。(見た目は上の写真のような感じです!)



ちょっとわかりにくいですが、インターフェイスという言葉のもともとの意味は、物と物の接点や境界面という意味らしいです。なんとなくイメージできますかね(^-^;)



これがないと、パソコンのデジタルの曲から、ターンテーブルに音を伝えることができません。



インターフェイスにつなぐことで、パソコンの中のDJアプリ内の曲のデータを、スピーカーやヘッドホンで聞こえる形のアナログの音声信号に変換したり、アナログレコードの音声信号をデータに変換してパソコンに取り込むことができます。


イメージ図はこんな感じです↓

ターンテーブル+ミキサー+スピーカー+ヘッドホン=音が聞こえる
↓↑
インターフェース
↓↑
パソコンの中のDJアプリに入っている曲のデータ


インターフェイスは主に、


◎アナログのターンテーブルで、パソコンの中のデジタルの曲を流す

◎CDJでパソコンの中のデジタルの曲を流す

際に必要です。DJコントローラーでDJをする場合は、ターンテーブル、インターフェイス、ミキサーがすべて一体になっているので必要ありません。

ただ、現在の機材はインターフェイス内臓型のものが出てきており、そのような機材を選べばインターフェイスを用意する必要はなくなります。


DJ機材もどんどん進化していっていますね。


僕も2020年現在、岡山DJスクールでインターフェイス内臓のミキサーを使ってますが、インターフェイス内蔵型のミキサーはそうでないミキサーにくらべて、値段がかなり高くなります。


↓最初のミキサーが、パイオニアのインターフェイス内臓型、次が内臓していないタイプのミキサー、最後がインターフェイス内臓ではない、テクニクスの度定番のミキサーです。




インターフェイスのメーカーや購入方法、注意点について


僕はインターフェイス内臓のミキサーを使う前は、Seratoというメーカーさんの「SL4」というインターフェイスを使用していました。ですが、これはすでに販売が終了しています。泣(なので、フリマアプリに出品されている中古品を個人から買うかない)



SeratoはDJの中で一番主流のメーカーで、多くのDJや現場で使用されているのですが、Seratoではそもそもインターフェイス自体の生産・販売をもうしていないみたいですね。泣(代わりに先ほど言った、インターフェイス内臓のミキサーが販売されています。)


ただ、レコードボックスなどほかのメーカーのものはまだ販売されているので、


DJ機材専門店のオタイレコードさんのリンクを貼っておきます。

OTAIRECORD OFFICIAL BLOG

王道のDJセットでPCDJ。DVS対応オーディオインターフェイスまとめ!…


インターフェイスはオタイレコードさんや三木楽器さん、パワーDJ’sさんなどのDJ機材専門店で購入することができます。(※ただ、インターフェイスと検索したときに、ほかの楽器で使うオーディオインターフェースなんかがヒットしてしまうので、間違って購入しないようにしましょう。)


上記のオタイレコードさんで紹介されているインターフェイスについての紹介と、僕の意見ですが、

①SeratoのSL4(←すでに終売。購入するとしたらメルカリかヤフオクなど、個人出品者から中古で買うしかない。一番よく使われているインターフェイス。現場での使用率も圧倒的に高いので、これを使っておくといろいろと便利。)


②デノン(←安く済ませたいならこれ。ただお値段が安い分音の質などは劣る。現場では僕は見かけたことありません。)


③レコードボックス(←Seratoが主流の中、最近クラブイベントでの使用者が増えてきている)


④トラクター(←バトルDJの使用者が多い)


みたいな感じです。




①でSeratoを使っておくといろいろと便利だと書きましたが、それはなぜかというと、



パソコンを使ってDJをする際には、パソコンにDJアプリを入れる必要があります。


で、このDJアプリ、
インターフェイスに対応しているものじゃないと曲が流せないんですね。
(DJアプリはインターフェイスのメーカーのホームページからダウンロードして使います。)


どういうことかというと、


◆SeratoのDJアプリ+Seratoのインターフェイス=◎
◆トラクターのDJアプリ+Seratoのインターフェイス=×

という感じです。


イベントをする会場のインターフェイスがSerataoの場合は、自分のパソコンにSeratoのアプリが入っていないと”曲が流せない”ことになってしまいます。


なので、Seratoの会場でするときに違うアプリ(例えばトラクター)を使いたい場合は、


・自分でトラクターのインターフェイスをもっていくか、
・トラクターのインターフェイス内臓のミキサーをもっていくかして、
→自分の番で配線を付け替える


必要があるんですね。汗


一人だけでDJする場合はいいのですが、イベントってだいたい数名のDJが1時間くらいで交代して回していくものなので、


前のDJから交代するとき、かなり手間になってしまいます。


なので、「現場でよく使用されているインターフェイスに対応したDJアプリ
を使う」ことは大切です。


また、イベント出演の際は必ず、会場のインターフェイスが何のメーカーか尋ねましょう!


(ちなみに、ミキサーとインターフェイスのメーカーをそろえる必要はありません。


例えば、
◆パイオニアのミキサー+トラクターのインターフェイス


という使用方法は可能だということですね。)





まとめ


本日はインターフェイスの基礎知識についてお話させていただきました。


DJ機材ってほんとにいろいろあってややこしいなと思います汗


皆さんのお役に立てる記事をこれからもどんどん書いていこうと思っています。

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